年賀状を用意する際に、悩むポイントの一つが一言の添え書きです。
それぞれにどのような言葉を添えるべきか、迷うこともあるでしょう。
また、逆に何も書かずに出すのは失礼にあたるのか、気になりますよね。
そこで、
「年賀状の一言を書かないのは失礼？」
「何を書けばいい？」
「相手を選ばず使える定番メッセージは？」
これらの年賀状のひと言に関する疑問についてご紹介します。
年賀状に一言を書かないと失礼にあたるの？
年賀状は新年のご挨拶を交わす大切な習慣です。
新しい年の始まりをお祝いし、日ごろの感謝を伝えるものですが、「一言を書かないと失礼になるのか？」と悩む方もいるかもしれません。
実際、年賀状に少しでもメッセージを加えると、送る側の気持ちが伝わりやすくなります。
「今年もよろしくお願いします」や「お元気でお過ごしください」といった簡単な一言でも、相手に心遣いが伝わりやすくなるでしょう。
一方で、年賀状そのものが挨拶の役割を果たしているため、無理に長いメッセージを入れる必要はありません。
ただ、手書きの一言を添えると、「この人のために時間をかけた」という気持ちが伝わりやすくなり、喜ばれることが多いです。
年賀状を受け取る人の顔を思い浮かべながら書くと、さらに温かみのある年賀状になりますよ。
年賀状の一言には何を書いたら良いの？
年賀状の一言には何を入れるべきか、迷いますよね。
本来は年始の挨拶と、相手にふさわしいひと言を添えるのが基本です。
たとえば、昨年の出来事に対する感想や、これからの一年をどう過ごしたいかなどが良いでしょう。
ただ、一言を相手ごとに考えるのは手間がかかるもの。年末の忙しい時期に、一枚一枚に時間をかけると投函の締切が気になってしまいますよね。
印刷だけで仕上がればあっという間に終わるものの、それでは受け取った人にそっけない印象を与えかねません。
せっかくの年賀状、出した甲斐を感じるには、やはり気持ちのこもったメッセージが必要です。
そんなときは、誰にでも使える定番メッセージが便利ですよ。
- 感謝を伝える言葉
- 相手の健康を祈る言葉
- 幸せを願う言葉
- 今後のお付き合いをお願いする言葉
これらの内容なら、相手に関わらず使え、メッセージに悩む時間を減らしてくれます。
唯一気をつけたいのは、できれば手書きで添えること。
賀詞とともにメッセージを印刷すると少し味気ない印象になりますが、手書きで一言添えれば、それだけで気持ちが伝わり、相手もきっと喜んでくれるでしょう。
年賀状の一言！どんな相手にも使える定番のメッセージ
誰にでも使える定番メッセージをご紹介します。
感謝を伝える言葉
年賀状を通じて、日ごろの感謝をさりげなく伝えることができます。
感謝の気持ちは、相手に喜ばれるポイントです。
- 旧年中は大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。
- 昨年のご厚情に深く感謝いたします。どうもありがとうございました。
- いつも温かいご支援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
- おかげさまで、昨年も充実した1年を過ごせました。心より感謝しています。
- いつもご配慮いただき、ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
- 日ごろのご厚情に感謝いたします。これからもどうぞよろしくお願いします。
- いつも支えていただき、本当にありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
相手の健康を祈る言葉
新年の挨拶として、相手の健康を願うメッセージはとても喜ばれます。
特に年配の方やお世話になっている方には、健康を気遣う言葉が丁寧です。
- 新しい年が、健やかな1年となりますようにお祈り申し上げます。
- 今年もご健康でお過ごしください。ますますのご発展をお祈りいたします。
- お体に気を付けて、充実した1年をお過ごしください。
- 新年もご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。
- どうぞ健康に恵まれ、幸多き1年となりますようお祈りいたします。
- 元気いっぱいの年をお過ごしください。ご健康を心から願っております。
- 今年もご家族皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
幸せを願う言葉
新年は誰もが幸せなスタートを切りたいものです。
相手の幸せを祈るメッセージは、年賀状にぴったりの一言です。
- 新しい年が幸せに満ちた1年になりますように。
- 皆様にとって幸多き年となりますよう、心よりお祈りいたします。
- 今年も幸せあふれる年でありますように。心から願っています。
- ご家族とともに笑顔あふれる年になりますように。
- 素晴らしい出来事に恵まれる、充実した1年をお祈りしています。
- 今年もたくさんの幸せが訪れますよう、心からお祈り申し上げます。
- 喜びに満ちた1年をお過ごしください。皆様の幸せを願っております。
今後のお付き合いをお願いする言葉
新しい年も、引き続き良好な関係を築きたいという気持ちを伝える一言です。
お世話になっている方にはもちろん、友人や職場の方にも使いやすいメッセージです。
- 本年も変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。
- 今年もどうぞよろしくお願いいたします。末永くお付き合いをお願い申し上げます。
- 本年もお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 引き続き、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
- 今後とも良いお付き合いをよろしくお願いいたします。
- 今年もどうぞ変わらぬご厚情をお願い申し上げます。
- これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。
まとめ：年賀状に一言を書かないと失礼にあたる？何を書けばいいの？どんな相手にも使える定番のメッセージとは
年賀状に一言を書かないよりも書いたほうが、受け取る人への温かい気持ちがより伝わりやすくなります。
感謝を伝える言葉や、相手の健康を祈る言葉、幸せを願う言葉、そして今後も続くお付き合いをお願いする言葉など、年賀状にふさわしい一言がたくさんあります。
手書きで一言添えるとさらに心が伝わりやすくなり、相手にも喜んでもらえるでしょう。