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ブリリアホールの死の席とは?座席の評判や見え方、ひどいと言われるワケ

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池袋にある東京建物 Brillia HALL(ブリリアホール)は、スタイリッシュな外観と新しさのある施設として注目を集めてきました。

演劇やミュージカルなど多彩な演目が上演される一方で、観劇ファンの間では「座席によってかなり見え方が違う」「一部の席は舞台がほとんど見えない」といった意見も少なくありません。

特に話題に上がるのが、いわゆる「死の席」と呼ばれる、舞台の半分以上が視界から外れてしまう座席の存在です。

こうした席は、劇場の構造上どうしても生まれてしまう部分もありますが、購入前にその情報が十分に伝わらないことへの不満もあります。

本記事では、ブリリアホールに関して「見えにくい」「ひどい」「設計ミス」といった口コミが出ている背景を整理しつつ、具体的にどの座席に注意すべきか、また劇場側が行っている改善策なども含めて紹介していきます。

目次

ブリリアホール 座席の見え方と「死の席」について

ブリリアホールは臨場感ある演出が魅力の劇場ですが、その一方で「死の席」と呼ばれる視界の悪い座席が存在することでも知られています。

ここでは、その理由や避けるべき席、改善状況について詳しく解説します。

死の席とは?見切れ・視界不良の席のこと

「死の席」とは、舞台が一部見えにくくなる“見切れ席”や“視界に障害がある席”を観客の間で揶揄して使われる言葉です。

特に以下のような席が該当しやすいとされています。

  • 2階・3階バルコニーの端席
  • 1階席の最端部や一部後方席

これらの座席では、手すりや壁が視界を遮り、舞台のサイドや奥の演出が見えないことがあります。

作品によっては、ダンスや群像劇のように舞台全体を使うシーンも多く、「見えない=内容が分かりにくい」につながってしまうことも。

音響にも差がある?端席の注意点

さらに、音響面でも「死の席」には注意が必要です。

観客のレビューによると、サイドブロックやバルコニーの高所席では、セリフが聞き取りにくい反響が乏しいといった意見も見られます。

特にミュージカルのような音楽中心の作品では、音の届き方が満足度に直結するため、チケットを選ぶ際は音響の良い中央寄りの席を選ぶのがベストです。

一部は改善された?2023年以降の状況

2023年にはブリリアホール側で座席の見え方に関する改修が行われ、特に2階・3階の見切れ席の手すりや角度が調整されたとされています。

以前に比べて見やすくなったという声もありますが、完全に死角が解消されたわけではないため、購入前にしっかり確認することが大切です。

快適に観劇したい人におすすめの座席位置

ブリリアホールで快適な観劇をするためには、以下の座席がおすすめです。

  • 1階席の中央ブロック前方~中段(視界・音響ともに安定)
  • 2階センターエリアのやや後方(全体が見渡せる)

また、X(旧Twitter)や観劇レビューサイトでは、実際に観劇した人の「見え方レポート」が多数投稿されています。購入前にそうした声を参考にすることで、「失敗しない座席選び」ができますよ。

ブリリアホール「ひどい」と言われる理由5選

ブリリアホールが「ひどい」と言われるワケをまとめました。

視界が悪い「死の席」がある

ブリリアホールで最も不満の声が多いのが、「死の席」と呼ばれる視界に問題のある座席の存在です。

特に2階・3階バルコニーの端席や、1階の最端部に位置する席では、舞台の奥やサイドが見切れてしまうことが少なくありません。


たとえば、大規模ミュージカルなどで演者がステージの端から端まで動くような演出の場合、片側からはまったく見えないシーンがあるという声も。

また、2階最前列では、手すりが目の高さにかかってしまい、演者の動きが隠れてしまうといった意見も出ています。

これらの席は「S席」や「A席」として販売されていることもあり、価格に対する期待が裏切られる形で「ひどい」と感じてしまう要因になります。

音響が座席によってバラつく

音響の感じ方に個人差はあるものの、ブリリアホールでは座席位置によって音響の質に差があるとする声が多く見られます。

とくに1階の端席や、2階・3階の最前列では、音が片寄って聞こえる、セリフがこもって聞こえる、バンドやオーケストラの音がうるさすぎるといった指摘が複数あります。

音楽が重要なミュージカルやクラシックコンサートでは、この音響の違いが作品の印象を大きく左右します。

「役者の声が何を言っているのか分からなかった」「伴奏が主張しすぎてセリフが聞こえなかった」という感想もあるため、中央ブロック以外の席では音響面での不満が出やすいと言えるでしょう。

逆に、1階中央ブロック後方~中段では音の広がりが自然で「よかった」との声もあります。

エスカレーターやトイレの動線が悪い

施設としての動線に不満を感じる人も多く、「動きにくくてストレスだった」との声が目立ちます。

ブリリアホールは1階から3階まで吹き抜け構造になっており、フロア移動にはエスカレーターか階段のみという設計。

そのため、開演前・終演後は一気に人が集中し、動線が詰まりやすいのが難点です。


特に女性トイレの混雑は深刻で、「公演開始に間に合わないかと思った」「休憩時間だけでは戻れない」という声も。

エスカレーターも1方向にしか動かない時間帯があり、上演後の規制退場と重なると、帰りの足取りがかなり遅くなることもあります。

さらに、2階・3階席を利用する場合、階段移動に慣れていない高齢者や子連れ観客にとってはかなり不便に感じる場面も多いようです。

座席が狭く、前の人が気になる構造

座席の構造もまた「ひどい」と感じられる要因のひとつです。

ブリリアホールの座席幅は標準的な劇場と比べてややコンパクトで、前後間隔もあまり広くありません。

長時間の公演中、膝や腰に負担がかかると感じる観客も多く、特に体格の大きい人には窮屈な印象を与えてしまうようです。


また、傾斜がしっかりある構造とはいえ、前の席との高さに差が少ない部分では、前の人の頭や姿勢が視界を遮るという問題もあります。

「背が高い人が前に座ったら、舞台がほとんど見えなかった」「子連れ観劇で子どもの視界が遮られた」などの声もあり、座席配置と角度に関する設計の課題も指摘されています。

チケット代に対する満足度の差が大きい

最後に、「ひどい」という言葉が出る背景には、チケット価格と実際の体験のギャップが大きいことが挙げられます。

人気の演劇・ミュージカル公演では、S席が1万2千円〜1万5千円という価格帯になることも珍しくありません。

にもかかわらず、端席やバルコニー席では視界が悪く、音響もいまひとつだったという体験をした人は、「高いお金を払ったのに満足できなかった」=“ひどい”という評価につながってしまいます。


「同じS席でも中央ブロックと端席で満足度がまるで違う」「A席でも視界が良い席のほうが満足度が高かった」という声も多く、価格と体験価値のミスマッチが根本的な問題といえるでしょう。

事前に座席表や口コミを確認しないと、“価格の割に…”という後悔が残るケースもあります。

ブリリアホール 改修前と改修後で変わったことは?

池袋ブリリアホールは2022年8月29日から座席改修がはじまりました。

2023年1月3日に座席改修が終了しています。

改修前と改修後で変わった部分をまとめてみました。

改修前後の座席数

改修前は1,300席でしたが、改修後は1,248席に減っています。

1階席:753席→753席

2階席:263席→245席

3階席:284席→250席

1階席は千鳥化座席に

ブリリアホール1階席の前4列(センターブロックA列からD列まで)の配置が千鳥化されました。

 

出典:豊島区立芸術文化劇場<東京建物 Brillia HALL>公式HP

千鳥化座席にすることで舞台の視認性が高まるようです。

2階席はバルコニー席を縮小・改善

ブリリアホール2階席はバルコニー席の座席数を縮小し、座席の向きが調整されています。

 

出典:豊島区立芸術文化劇場<東京建物 Brillia HALL>公式HP

視認性を向上させるとのことです。

3階席はバルコニー席を縮小・改善

ブリリアホール3階席もバルコニー席を縮小し、座席の向きが調整されました。

 

出典:豊島区立芸術文化劇場<東京建物 Brillia HALL>公式HP

改修後の見え方は本当に改善されたのでしょうか?

次に改修後の見え方について紹介します。

ブリリアホール 改修後の見え方は?口コミからチェック

ブリリアホールは2023年1月3日に座席の改修が終了しましたが、見え方はどう変わったのでしょうか。

口コミから分かった、改修後の座席の見え方について紹介します。

改修後の1階席 見え方

1階はセンター最前列からE列が改修工事されたため、前列の人の頭が邪魔になる状況は多少改善されたようです。

1階席は視界が開けていて見やすいという声が多かったです。

しかし、前方は傾斜がゆるいので、前列に背の高い人が座ったら見にくくなるのは変わらないみたい。

また「音響は1階席よりも2階席のほうがいい」という声もちらほらありましたよ。

改修後の2階席 見え方

2階席の両サイドバルコニー席が見やすくてよかったと投稿している方がいました。

死の席と呼ばれていましたが、もう呼ばれなくなるかも。

ただ音響が少しこもるようで音響状況は変わってないみたいですね。

「2階3階のA列は手すりが邪魔」という声もありました。

手すりは改修の対象ではないので、そのままですね。

しかし、2階席に関しては「後方席センターブロックは舞台全体がよく見える」「1階席より2階席のほうが音が聞き取りやすい」など高く評価してる人が多い印象です。

改修後の3階席 見え方

ブリリアホール3階席サイド、改修後の口コミは見つけられませんでした。

ただ改修後も「手すりが邪魔」「手すりが視界を遮る」という声はたくさんありました。

3階手すりも改修の対象ではないのです…

転落防止のための命を守る手すりなので仕方がないですが、小柄な方は本当に見えないようなので気になりますよね。

ただ3階席の後方だった人は見やすかったそうです。

「1階席前方より3階席のほうが音響がいい」と言う人もいますよ。

全体的にみて3階席に実際に座った人の評価は低いみたい。

まとめ:ブリリアホールの死の席とは?座席の評判や見え方、ひどいと言われるワケ

ブリリアホールは、都心にありながら多くの舞台公演を開催できる大規模劇場としての魅力がありますが、座席によっては視界に大きな差があるのも事実です。

中でも「死の席」と呼ばれるような、舞台の一部または大部分が見えづらい位置の座席に当たってしまうと、作品への没入感が大きく損なわれてしまうこともあります。

こうした問題に対して、劇場側も過去に座席配置の改修を行うなどの対応を進めており、以前よりも改善されている部分も見られます。

ただし、構造上どうしても限界がある点もあるため、チケット購入前には口コミや座席表、可能であれば実際の観劇レポートなどを参考に、自分にとって納得できる席を選ぶことが大切です。

観劇の満足度は、作品の内容だけでなく「どの席で、どんな環境で観るか」にも大きく左右されます。

少しの事前リサーチが、よりよい観劇体験につながるはずです。

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