モンブランを作ったことはありますか?
栗やさつまいもを使用してクリームを調理し、お好みでたっぷりとトッピングすると、とても美味しいですね。
モンブランのクリームには専用の絞り口金がありますが、購入するとちょっと高いしもったいないですよね。
そんなときは、おうちにあるアイテムを利用して代用することができます。
なんと、ペットボトルやマヨネーズなどが使えるんですよ!
他の代用品も含めて、具体的な使い方を詳しくご紹介します。
モンブラン口金代用のアイデアは?
丸や星型の口金は100均で手に入ることができますが、モンブランの口金は意外にも取り扱っている店舗が少なく、手に入れることが難しいことがあります。
需要が少ないのかもしれませんね。
もちろん、ネットショップでは手軽に入手できますが、驚くのはその価格!
安くても1つ500円、高いものでは1200円程度もします。
モンブランをたまにしか作らないけれど、手を出すのはちょっと…と感じたことはありませんか?
最近では、プラスチック製で約150円ほどのものも市場に出回っていますが、あまり使用しないアイテムを買うのはもったいないと思いませんか?
そんなときは、手元にあるアイテムを活用してモンブラン口金の代用品を作ってしまいましょう!
いろんな方法がありますので、その中にはあなたのおうちにもあるものが一つや二つはあるのではないでしょうか?
さっそく詳細を見ていきましょう!
ペットボトル
ペットボトルの蓋にたくさんの穴を開ければ、手軽にモンブラン口金が手作りできますよ!
500mlのペットボトルを蓋から約3cm下でカッターで切り取ります。
大きめにカットした絞り袋の中にペットボトルの本体側を挿入し、端から飲み口を出して、絞り袋がしっかりと蓋に挟まるように閉めます。
ぎゅーっと絞れば、細いクリームがたくさん出てくるでしょう!
マヨネーズ容器
小さな穴が3つ開いたキャップが付いているマヨネーズ容器。お好み焼きやサラダなどにきれいにかけることができますね。
それを洗浄すればモンブラン口金として利用できるんです!
マヨネーズ容器は絞りやすい形状と柔らかさを備えているため、絞り袋は不要です。
ちなみに、3つの穴が開いたマヨネーズのキャップは、キューピーマヨネーズの350g容器に採用されているようですよ。
細い丸い口金
クリーム絞りセットを入手したことのある方へ質問ですが、その中に細い丸い口金が含まれていましたか?
これを使用してスポンジの上を何度も往復すると、簡単にモンブランの細かいクリームを作ることができます。
手間はかかりますが、クリームを絞り出すための口金なので、やはり美しい仕上がりになります。
私はこの方法で行っており、十分な効果を感じています。
絞り袋を直接使用
モンブランクリームは、生クリームに比べてやや硬めなので、相対的に絞りやすいです。
そのため、口金を使わずに、絞り袋の口を細く切るだけで、十分に絞り出すことができます。
試したことはありませんが、フォークなどで複数の穴を開ければ、モンブラン口金のように一気にクリームを絞り出せるかもしれませんね。
簡単でおすすめなモンブランレシピ
口金の代用品が分かったので、実際にモンブランを試してみましょう!
モンブランは、見た目はちょっと手の込んだ感じがしますが、作り方を選べば意外と簡単なんですよ。
【簡単!栗の甘露煮で作るモンブラン】
〇材料 ケーキ2人分
土台
・スポンジケーキ…お好きなだけ
マロンクリーム
・栗の甘露煮…150g
・生クリーム…50g
・砂糖…3g
ホイップクリーム
・生クリーム…100g
・砂糖…3g
上に乗せる栗
・栗の甘露煮…1個
〇作り方
- 市販のスポンジケーキを、お好きな形にくり抜く。もちろん自分で焼いてもOK!2段にしてもOK。
- ホイップクリームを作る。氷水をはったボウルに、生クリームを入れたボウルを重ね、砂糖を入れたらホイッパーでしっかり泡立てる。
- マロンクリームを作る。栗の甘露煮をフードプロセッサーで細かくする。ここで挑戦する方は、裏ごしするとより滑らかに。ボウルに細かくした栗の甘露煮、生クリーム、砂糖を入れたらホイッパーでしっかり泡立てる。
- スポンジケーキの土台を置き、その上にホイップクリームを山型に盛り付ける。土台を2枚重ねる場合は、間にもホイップクリームを挟む。
- その上に、マロンクリームを絞り、上に1/2に切った栗を1つずつ飾って完成!
モンブランの歴史とルーツ
モンブランは、その名前通り、ヨーロッパの最高峰「モンブラン」を模したお菓子として有名です。
ただし、このスイーツの起源は一つに限りません。
一説によれば、フランスの洋菓子職人が、雪をかぶったモンブランの山を見てインスピレーションを受けて作ったと言われています。
また、イタリアやスイスの地域にも似たようなお菓子が存在し、それぞれの地域で独自の風味や素材を取り入れて進化してきました。
たとえば、フランスのモンブランは、濃厚なマロンペーストとバターを使用し、上品な甘さと滑らかな口当たりが特徴です。
しかし、イタリアでは、よりシンプルな素材を使用し、マロンの風味を前面に出したものが主流です。
このように、モンブランは国や地域によって異なる味わいや形状を持っています。
モンブランが日本に伝わったのは、明治時代と言われています。
日本に伝わった当初は、洋菓子としての新しさと、栗という日本人に馴染みのある素材の組み合わせが受け入れられ、すぐに人気となりました。
日本のモンブランは、ホイップクリームをたっぷりと使用し、マロンペーストの甘さとのバランスが絶妙です。
また、日本独自のアレンジとして、抹茶や紅茶の風味を取り入れたものも見られます。
私の場合は、モンブランを食べるときには、その土地の特色や歴史を感じながら味わうことを心がけています。
それぞれの地域や国には、モンブランに込められた独自のストーリーや情熱があり、それを知ることで、一層その味わいを深く楽しむことができます。
そして、モンブランの魅力はその歴史や起源だけではありません。
次に、モンブランのさまざまなバリエーションやアレンジ方法について詳しく見ていきましょう。
モンブランのバリエーションとアレンジのアイデア
モンブランは、その基本的な形状や風味が確立されている一方で、多くの洋菓子職人やスイーツ愛好者たちによって、様々なバリエーションやアレンジが試みられています。
その結果、今日では多様なモンブランが存在し、それぞれが独自の特色や魅力を備えています。
例えば、クラシックなモンブランは、マロンペーストとホイップクリームを主体としていますが、最近ではフルーツやチョコレートを取り入れたものも増えてきました。
イチゴやブルーベリーをトッピングしたモンブランは、酸味と甘さのバランスが絶妙で、新しい味わいの発見となります。
また、チョコレートを練り込んだマロンペーストは、濃厚な味わいが楽しめるので、チョコレート好きにはたまらない一品となっています。
さらに、モンブランの形状自体もアレンジの対象となっています。
伝統的な円錐形状のものから、ミニサイズのもの、さらにはケーキのような大きなものまで、その形は多岐にわたります。
これによって、さまざまなシーンや用途に合わせて選ぶことができるようになりました。
私の場合は、友人や家族とのティータイムには、ミニサイズのモンブランを用意することが多いです。
それぞれ異なる風味や素材のものを数種類取り揃えることで、一緒に過ごす時間がより楽しいものとなります。
そして、モンブランの魅力は、そのバリエーションやアレンジだけでは終わりません。
モンブランを最も楽しむことができる季節やシーンについて、次に詳しく見ていきましょう。
季節やシーンに合わせたモンブランの楽しみ方
モンブランは、その甘さと濃厚な味わいから、多くの人々に愛されるスイーツとなっています。
しかし、このお菓子を最も楽しむことができるのは、やはり秋の季節です。
秋は、栗の収穫時期と重なり、新鮮なマロンペーストを使用したモンブランが多くの洋菓子店で提供されます。
その味は、他の季節には味わえないほどの深みと豊かさを持っています。
秋の涼しい日に、窓辺でモンブランを片手に、紅葉を眺めながらのティータイムは、まさに至福のひとときです。
また、家族や友人との集まりの際に、モンブランをデザートとして提供することで、会話がより楽しく、和やかな雰囲気となります。
しかし、モンブランを楽しむシーンは、秋だけに限られません。
冬のクリスマスやバレンタインデーには、チョコレートを取り入れたモンブランが人気となります。
春には、桜の花をイメージしたピンク色のモンブランや、新緑を感じさせる抹茶のモンブランが楽しめます。
私の場合は、夏の暑い日に、冷蔵庫でしっかりと冷やしたモンブランを楽しむことがあります。
冷たいモンブランは、暑さを忘れさせてくれる爽やかな味わいとなり、夏のデザートとしても最適です。
ところで、モンブランの魅力や楽しみ方は、これだけにとどまりません。
さまざまなシーンや季節に合わせて、モンブランを楽しむ方法は無限大です。
まとめ:モンブラン口金の代用品は?家にあるものでOK!簡単なおすすめレシピも紹介
今回は、モンブランの口金を代用する方法についてご紹介しました!
モンブラン口金はなかなか手に入らず、価格も高いものですが、マヨネーズやペットボトル、絞り袋などを使って簡単に代用することができます。
あまり使う頻度も多くないので、一度代用品を試してみることをおすすめします。
また、モンブランはヨーロッパの伝統的なデザートとして長い間愛されてきました。その起源や背景を知ることで、一層その味わいを深く楽しむことができます。
さらに、モンブランのバリエーションやアレンジ方法を知ることで、自分だけのオリジナルなモンブランを楽しむことも可能です。
ぜひ試してみてくださいね!