保育学生にとって、保育実習はごく普通の経験です。
実習に備えるためにはいくつかの準備が必要であり、その中でも手作りが必要なものがあります。それが名札です。
実習の打ち合わせに出席すると、園長先生から名札を手作りして持参するようにとアドバイスされることもあるでしょう。
この記事では、100均の店で手に入る材料だけで作れる、フェルトの名札の手作り方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
保育実習の名札の材料は100均で揃う
学生時代には何度も保育実習や幼稚園実習に参加しました。当然ながら、その際には名札も手作りしていました。
手芸や裁縫が得意でない方は、名札を作る際にまず材料をどうそろえるかが悩ましいところでしょう。何が必要なのかも分からないことがあります。
しかし、最近では100均の店で手に入る材料で全て揃えることができ、非常に便利です♪
保育実習で使用する名札は、フェルトで作ることが一般的です。
その理由は、実習先には6歳以下の小さな子どもたちが多く、抱っこやおんぶ、ハグなど、子どもたちとの近い距離でのコミュニケーションが豊富だからです。
子どもたちに怪我をさせてしまわないように、名札は重要です。
100均で揃える材料は、
- 好きな色のフェルト
- フェルトに近い色の刺繍糸
- ひらがなのワッペン
- ひらがなのアイロン転写シート
これらの材料だけで、手軽に安く手作り名札が完成します!
フェルトの名札の作り方
材料が揃ったら、ますます手早くフェルトの名札を制作していきましょう。作り方も丁寧にご案内しますので、安心してお試しください。
作りたい名札の型紙を用意する
まず、名札のデザインを考えてみましょう。
子供たちが興味を持ちそうなデザインにすると、注目を集めます。
ただし、多くの園でキャラクターは避けられることがあるので、注意しましょう。
おすすめは動物、花、乗り物などです。私はゾウやひよこ、車の形の名札を制作しました。
細かくて複雑な形は作りにくいので、シンプルな形状が良いでしょう。
型紙を厚紙などで作ったら、その型をフェルトに写し取り、はさみで切り抜きましょう。
この手順を2回繰り返します。
フェルトに名前を追加する
型紙にしたがって、フェルトを2枚切り取ったと思います。
その後、そのうちの1枚にのみ名前をつけていきます。名前は刺繍糸で縫うこともできますが、その場合は糸を6本取りにして文字を太く仕上げましょう。
遠くからでもっともっと名前がはっきり見えるように心がけましょう。
文字を縫うのに自信がない場合は、フェルトでひらがな一文字ずつを切り取り、接着剤で貼り付けても構いません。
また、自分で縫うのに自信がない場合は、ワッペンやアイロン転写シートを使用することもできます。
私もワッペンを利用しました。ワッペンは手軽で、何よりも見やすいです。
最近では100均の店でアイロン転写シートも手に入ります。ひらがなのアイロン転写シートも、ワッペン同様に使い方が非常に簡単です。自分の好みで試してみてください。
フェルト2枚を縫い合わせる
名前をつけたら、あとは2枚のフェルトを縫い合わせるだけです。
フェルト同士の間には綿を挟む必要はありません。
綿を入れると、名札が不自然に膨らんでしまう可能性があるので、避けるようにしましょう。
まとめ:保育実習・児童館で利用する名札は100均フェルトで作れる!作り方をチェック
保育実習や児童館実習で使用するフェルト名札は、100均の材料で手作りすることが可能です。
様々な作り方が存在しますが、今回は初心者や裁縫が苦手な方でも簡単にできる方法をご紹介しました。
ワッペンやアイロン転写シートなど、最近は便利なアイテムがたくさんあります。これらを上手に活用して、手軽で経済的なフェルト名札を作りましょう!
これは一生の思い出にもなりますよ。