おにぎらずは手軽に調理でき、見た目も愛らしいため人気がありますね。
ただし、前日に事前に調理しておくと傷んでしまう可能性があるため、慎重になる必要があります。
この記事では、
おにぎらずを前日に事前に調理しても問題ない?
傷みにくい具材はどれ?
などについての疑問を解決し、安心して美味しいおにぎらずを作るための
- 傷みにくい具材の選び方
- 作り方のポイント
についてご紹介いたします。
おにぎらずを作る際に専用のケースを使用すると、ラップが不要で、衛生的で簡単におにぎらずを作ることができます。
おにぎらず 前日に作り置きしたら傷む?
おにぎらずを前日に作り置きしても問題ありませんが、味や食感を維持するには、
適切な具材の選択と作り方に気を付ける
必要があります。
おにぎらずは、菌の繁殖や水分の多さにより腐る可能性があります。
したがって、前日に作り置きする場合や夏場においては、おにぎらずを美味しく食べるために
- 傷みにくい具材の選び方
- 傷みにくい調理方法
が重要です。以下で順番に詳しく紹介します。
おにぎらず 傷みにくい具材とは?
前日におにぎらずを作り置きして、当日も美味しく楽しむためには、傷みにくい具材の選び方が重要です。
おにぎらずに適した、傷みにくい具材の特徴や種類を3つご紹介します。
加熱や加工した肉・魚
加熱や加工を施した肉や魚は、おにぎらずの具材として傷みにくく、美味しさを保つのに最適です。
肉や魚を加熱・加工することで、以下の理由から傷みにくくなります。
- 菌が加熱処理によって死滅する。
- 水分が少なく、菌の繁殖が抑えられる。
具体的な例としては、以下の食材が挙げられます。
- 加熱された鶏胸肉、そぼろ、つくね、ハム、ウィンナー、スパム
- 焼き魚(鮭や鯖)、煮魚、鮭フレーク
また、冷凍食品のハンバーグや唐揚げも利用できますね!
ツナ缶なども使えますが、ツナをおにぎらずの具材にする場合は水分と油分をしっかり切ることが大切です。
ツナ缶をまとめて購入するなら、ネットショップでの買い物がお得ですよ。
しっかり火が通った卵・野菜
卵焼きや野菜をおにぎらずに入れる際、傷みを最小限にするためには、一度火を通すことが必要です。
加熱処理により、菌が死滅し、水分が減少するため、食材が傷みにくくなります。
塩分や酸味がある梅干し・たくあんなど
塩分や酸味がある食材を使うことで、おにぎらずを傷みにくくし、美味しさを長持ちさせることができます。
これらの具材は水分が少なく、菌の繁殖を抑える効果があり、傷みにくくなります。
具体的な例としては、以下のような食材が挙げられます。
- 梅干し
- たくあん
- 塩昆布
梅干しやたくあんは、色も美しく、おにぎらずに彩りを添えるのにも良いですね!
おにぎらず 傷みやすい具材とは?
おにぎらずの具材で傷みやすいものは、水分が多く、保存に特別な配慮が必要な食材です。
水分が多いと、食材は細菌や微生物の繁殖を促進し、傷むリスクが高まります。
また、湿気や温度の変動によって食材が劣化し、風味が損なわれることがあります。
具体的な食材の例としては、以下のものが挙げられます。
- 生野菜
- 生魚
- 半熟卵
- 生たらこ、明太子
- マヨネーズで和えたもの
マヨネーズは「ツナマヨ」などでよく利用されますが、常温で保存すると傷みやすく、細菌の繁殖が進む可能性があります。
特に夏季や高温の環境では、マヨネーズを使用したおにぎらずの保存には慎重に注意が必要です。
涼しい季節であれば、マヨネーズで和えたものも安心して楽しめます!
おにぎらず 傷みにくい具材でおいしい組み合わせ
おにぎらずの具材で美味しくて傷みにくい組み合わせを紹介します。
スパム・卵焼き
おにぎらずの具材で美味しくて傷みにくい組み合わせの一例は、「スパム+卵焼き」です。
スパムの塩味と卵焼きの風味が絶妙に調和します!
沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」のおにぎらずバージョンですね!
スパムが手に入らない場合は、ハムやウインナーなどで代用しても美味しいです。
スパムはAmazonなどでも購入可能です。
人気商品で在庫切れのこともあるので、もし見かけたら購入するチャンスです!
鶏そぼろ・卵焼き
しっかりとした味付けが施された「鶏そぼろ+卵焼き」も、おにぎらずの傷みにくい具材としておすすめです。
他にも、味付けがしっかりとした「きんぴらごぼう+卵焼き」なども、味のバランスが良く傷みにくい組み合わせです。
「きんぴらごぼう」などの手間がかかる惣菜は、レトルトで手軽に購入できるので便利です。
焼き鮭・大葉
「焼き鮭+大葉」も、おにぎらずの傷みにくい具材の組み合わせとしておすすめです。
焼き鮭の代わりに他の魚に変えたり、鮭フレークを使用したりするのも問題ありません。
大人な和風の味わいが好きな方には、この組み合わせがおすすめです!
さつまいもやかぼちゃの煮物・おかか
おにぎらずの傷みにくい具材として、「味付けの濃いめの煮物+おかか」といった組み合わせもおすすめです。
煮物と言っても、水分が多いと傷みが早まるため、水分が少なく味がしっかり染み込んだ煮物を選ぶ必要があります。
秋や冬のおにぎらずのアレンジに最適なさつまいもやカボチャは、味が良く染み込む特徴があり、ご飯とも相性が良いですね♪
おにぎらず 傷みにくくする!作り方のコツ
これまでおにぎらずに使用できる傷みにくい具材についてお話ししましたが、次に傷みにくくする作り方のコツをご紹介します。
- 素手で触らないで作る
- ご飯にお酢や塩を混ぜる
- 具の水分をキッチンペーパーで拭き取る
- ご飯や具は冷蔵庫で冷やしてから作る
- 作ったら冷蔵庫で保管する
上記のポイントを1つずつ詳しくご紹介していきます。
素手で触らないで作る
おにぎらずを傷みにくくする作り方の重要なポイントの一つは、できるだけ素手で触らないことです。
おにぎらずの具材には、肉や魚、卵、野菜など、多様な食材が使われます。
これらの食材の中には、菌が繁殖しやすいものもあり、素手で触れると指先の菌が具材に付着し、傷みやすくなる可能性があります。
したがって、具材を扱う際には手袋を使用するか、ラップやビニール手袋で包んだ手で触れるようにしましょう。
また、調理器具やまな板なども清潔なものを使用するように心がけましょう!
ご飯にお酢や塩を混ぜる
おにぎらずを傷みにくくする作り方の2つ目のコツは、炊き上がったご飯にわずかな量のお酢か塩を混ぜることです。
お酢や塩には、菌の繁殖を抑える効果があります。
このため、ご飯に少量のお酢か塩を混ぜることで、おにぎらずの傷みやすさを軽減できます。
具の水分をキッチンペーパーで拭き取る
おにぎらずを傷みにくくする作り方の3つ目のアドバイスは、具材の水分を拭き取ることです。
具材の水分が多いと、おにぎらずの内部の水分が蒸発しにくくなり、菌の繁殖が促進されやすくなります。
そのため、具材の水分を拭き取ることで、おにぎらずの傷みやすさを軽減することができます。
具体的な方法としては、以下のような手順があります。
- 生野菜や茹でた野菜などの水分の多い具材は、キッチンペーパーなどで水分を拭き取る。
- 肉や魚などの水分の多い具材は、十分に加熱する。
おにぎらずを作る際には、水分をコントロールすることが重要です!
ご飯や具は冷蔵庫で冷やしてから作る
おにぎらずを傷みにくくするための4つ目のヒントは、ご飯や具材を冷やしてから作ることです。
手間がかかりますが、
- ご飯は冷蔵庫で冷やしてから使用する
- 加熱した具材も冷やしてから使う
これにより、おにぎらずの傷みやすさを軽減することができます。
作ったら冷蔵庫で保管する
おにぎらずを傷みにくくするためには、作ったものを冷蔵庫で保存することが重要です。
常温で保管すると、菌の繁殖が促進され、傷みやすくなります。
したがって、作ったら即座にラップや密封容器に入れて冷蔵庫で保管するよう心がけましょう。
おにぎらずを作る際に専用のケースを使用すると、ラップが不要で、衛生的で簡単におにぎらずを作ることができます。
まとめ:【おにぎらず】傷みにくい具は?作り置きは傷む?組み合わせ方、作り方のポイントも紹介!
この記事では、おにぎらずを前日に作り置きする際の傷みにくい具の選び方や作り方について紹介しました。
記事のポイントを簡潔にまとめますと以下の通りです。
- おにぎらずを前日に作り置きしても問題ないが、食材の選び方や作り方には注意が必要。
- 傷みにくい具材は、加熱された肉や魚、野菜、卵など。
- 傷みやすいのは加熱されていない生ものや、水分の多いもの。
- 傷まない作り方のポイントは、ご飯や具材を冷蔵庫で冷やしてから使用すること。
おにぎらずの傷みにくい具材と作り方を把握することで、ご飯がより楽しくなりますね♪